ボーイス力ウト活動とは
自立心を持った健全な青少年の育成を目標とした、世界的な社会的教育団体です。
子どもたちの好奇心や探究心に応え、さまざまな活動のもと、各年代にあった育成を行い、心と身体のバランスのとれた人格の形成をめざしています。
ボーイスカウト運動の歴史
ボーイスカウト運動は、1907年、イギリスのブラウンシー島で行われたキャンプからスタートしました。
都会育ちの少年たちにとって、このキャンプは夢と冒険に満ちた初めての体験でした。
かねてから少年たちの教育問題に大きな関心をもち、このキャンプを主催した ベーデン・パウエル卿は、この体験をもとに翌年「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちに自立心や協調性、リーダーシップを身につけさせようと説いたのです。
これがボーイスカウト運動の始まりです。
ボーイスカウト運動は世界中に受け継がれ、現在では本部をスイスのジュネーブに置く世界スカウト機構に、世界151カ国、2600万人ものスカウトが参加しています。
スカウティングとは
スカウティングは、この活動に自発的に参加をする青少年のためのものです。人種、信仰などの区別なく、すべてに開放されており、キャンプや奉仕活動を通じて学区や学年を超えた、地域社会における教育活動です。そしてその教育には青少年たちが自ら成長できるよう段階的なプログラムが用意されています。
年齢の構成
スカウトの活動は年齢によって、団毎にビーバースカウト、カブスカウト、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウトという5つの活動(部門)を提供しており、いつからでも活動に参加できるようになっています。
最年少部門のビーバースカウトは小学校入学年の1月から参加できます。