SDGsについての学習を進めているカブスカウト達。

今回、環境にも優しい調理器具、ソーラークッカーを作ることになりました。

本格的な大きいものは難しいため、ビニール傘を使った小型のものを作成し、それでゆで卵を作るのが目標です。

環境はもちろん、太陽光の力のすごさや、ガスや電気を使わずに調理ができる面白さも感じられればいいですね。

 

7月のオンライン集会で、ソーラークッカー作りを実施。

まず材料を確認します。傘、アルミシート、ペットボトル、空き缶・・・。色々ありますね。

いよいよ作成にかかります。最初に、新聞紙で傘の型紙をとります。

オンラインでも、隊長・副長の指示を聞いて、きちんと仕上げていけています。

次に、型紙をアルミシートにのせ、形をとっていき、アルミシートを切り分けます。

早く切り分けができたスカウトは、先に缶を黒く塗る作業をします(卵を入れる部分)。

さて、アルミシートの切り分けができたら、傘にアルミシートを貼っていきます。

次に、先ほど黒く塗った缶の上部を、缶切りで開けます。

今度は、その缶を入れるためのペットボトル作り。カッターでペットボトルを2つに切り、上部がうまく蓋になるよう切り込みをハサミで入れ、缶を中に入れて蓋をします。これで卵を入れる部分が出来上がります。

完成まであと少し。できた卵入れを、傘に針金で装着します。

これで完成!スカウト達も無事仕上げられました。

このソーラークッカーを使って、ゆで卵を各自作ってみるのが宿題となりました。実験の時は必ず安全に気をつけて、またサングラスをして目を保護してくださいね。

 

 

さて、次の集会。ソーラークッカーでゆで卵を作った実践報告会です。

スカウト達が1人ずつ、自分の実践結果を報告しました。最初はうまくいかず、生卵のままだったスカウトが多くいました。アルミシートを貼り変えたり、向きや場所、実施時刻を変えたりし、工夫してゆで卵作りを成功させたことを報告し合いました。

試行錯誤して成功させたことが、とても立派です。

次にリーダー達。中には傘を使わず、違う調理器具で試したリーダーもいました。隊長は実践報告をパワーポイントにまとめてきていました。副長は、ソーラークッカーの火力を計算してきました。

とても貴重な経験ができましたね。是非今後に活かして欲しいです。